大まかな流れ
撮る角度を事前に決め、写真を撮り、写真編集ソフトで細かな調整をする
以下作業詳細
必要機材
・カメラ(一眼カメラだと撮りやすい)
・マクロレンズ 90〜100mm
・三脚
・照明 メイン、フィル、バックライトの3種
・レフ板
・ミネラルタック(鉱物固定用粘土)
現在使用中の機材
・カメラ ソニーα7R5
・レンズ tamron90mm macro
・三脚 GT3532 – マウンテニア三脚 [3型3段]・三脚 GT3532 – マウンテニア三脚 [3型3段]
・センチュリースタンド AVENGER センチュリースタンドキット A2033LJCB+D210JB+D520B スライディングレッグ 328cm
・背景スタンド EMART 240×240cm 撮影スタンド
・雲台 HUSKY ハスキー 3Dへッド 太ネジ [HT-3100]
・マクロレーン NM-200s
・メインライト
ProfotoB10+RFiスピードリング/アダプター+ソフトボックスRFi Softbox Rectangular. Profoto 30x40cm
・フィルライト、バックライト GODOX ML60×2
・スリガラス シルクサイト
編集ソフト
Lightroom classic (写真の整理、一括編集)
Photoshop(細かなゴミの除去)
※サブスク型。Adobeのフォトプランが年間で1〜2万ほどで1番安くてオススメ。
Lightroom classicとPhotoshopがメインで使用できるプラン。
Helicon Focus (深度合成編集専用ソフト)
※海外のサイトからライセンスを取得して利用。買切りソフト。2万ほど。
事前準備
・標本を撮影するときの適切な角度を探す。
・表面の汚れや台のホコリやゴミを取り除く
台にセット
ミネラルタッグなどでしっかり固定。
※後に複数枚合成する際ににしっかり固定しないとスタックできないことになる。
ライティング
撮影環境は太陽光下で撮影しているようにライティング環境を作る。
※そうしないと不自然なライティングになるため
ライトは均一な光を送り出せるLEDライトが望ましい。3灯。
・メインライト(光源:太陽) 上からの光
・フィルライト(影になった部分を起こす反射の光)
・バックライト(被写体の透明感を起こす光)
光の当たり方を考える
・一つの結晶面に光を当て過ぎない。
※白飛びしてしまい、その部分だけ色がない写真になる。
・レフ板を使い隣り合った結晶面に同量の光量にならないように工夫する。
※隣が同光量になると、のぺっとした感じや一部だけ主張するように見えるのでNG。
撮影
・RAWデータで撮影。
※いじれるデータ量が多く、色温度などの編集が容易。
・F値はレンズの一般的な最良値のF5.6より、F9~11くらいが良い。
※深度合成する場合、5.6で撮ると必要枚数が増えるf9〜13くらいだと必要枚数が少なくなりスタックの際にずれる可能性も少なくなる。
複数枚の写真を撮影
※レンズが高性能でも一度に全ての面に焦点を合わせた写真を撮ることが出来ないため。※被写体は基本凸凹なため一枚撮りで全てにピントを合わせるのは難しい。
複数枚の撮影にはフォーカシングレールを使用
被写体は凸凹なので、1番前から1番後ろまでを網羅する範囲でレールを動かして撮影。
→カメラのフォーカスブラケット機能なども有効に使えるが、輪郭部をしっかりとらえないことが多く、手動の方が正確。
データの移行
RAWデータをLightroomに移行する。
現像
・Lightroomで好みに現像する
→10枚分撮ったとしたら1枚だけひとまず現像する。後ほどその一枚だけ現像した過程をコピペ(同期)する。
・現像の方針は、標本はパキッと背景はボケ気味。
鉱物本体にマスクをかけ、自分の好みに調整。
背景の調整は鉱物にマスクをかけたレイヤーを複製反転させたものを使用。
彩度を-45で白黒にしテクスチャを-80、シャープを-80にする。
・その現像過程をコピーし、その他データに同期。
・同期データを書き出しする。
現像-深度合成
・書き出したJpegデータは、Helicon Focusに移行しA,B,C,AB(AとBをBの方式でレンダリング)で合成。
・Photoshopに合成データを移行して、良いデータのみをマスクして編集する。
プロファイルをsRGB、イメージを16bitに変更後レタッチ。
※削除ツール、コピー修正ツール、スポット修正ツールが便利。
※トリミングは再度Lightroomに移行し微調整した方が良い。
・周辺光量補正は、-15でオーバーレイ形式
以上。